バニラ(Vanilla planifolia‘Variegata’) 07/10/15 (月)
数年前から育てているバニラ(Vanilla planifolia‘Variegata’)の伸びすぎた枝をテラリウムに利用します。
その前にちょっと、この植物について紹介します。
皆さん、バニラと聞くとアイスクリームなどを思い浮かべると思いますが、この植物の種がバニラビーンズです。この植物の実を発酵させると、あのバニラの甘い香りがでます。
こうみえても立派な蘭の仲間で、小さな蘭に似た花が咲きます。しかし、かなり大きくならないと花は咲かないので、家庭で栽培する場合は、開花には期待せず観葉植物扱いとなります。
バニラの苔玉の材料 使うのは、バニラの蔓とミズゴケと糸のみです。
バニラの挿し穂 バニラの蔓を3節で切り、下の1節の葉を取ります。
これが挿し穂となります。これを挿し木します。
5個の挿し穂 60cm程の蔓から5個の挿し穂が取れました。
バニラの苔玉完成 ミズゴケで5本の挿し穂をまとめて包み、糸で縛ってコケ玉を作ります。節の所から根が出るので、葉を取った1番下の節が必ずミズゴケに埋まるようにします。
バニラの苔玉設置 ウツボカズラの横の流木の後ろにコケ玉を置いて作業終了
今はほとんど流木に隠れていますが、バニラの新しい蔓が伸びてくれば良い感じになるのではと思います。
高温、多湿のテラリウム内の環境下では発根は難しくないと思いますが暫く様子見ですね。なにしろ現時点では根が無いわけですから・・・。

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